「お茶を一杯いれることに余裕は生まれる」
朝起きて、バタバタバタバタ。
何かを気にする余裕もなく家を出る。
朝、少し余裕を持って起きる。
自分の好きなお茶をいれる。
わたしは前者と後者、どちらの生活も体験したことがあります。
前者の生活をしていた頃、「お茶をいれるなんて」「そんな時間があるなら寝ていたい」とか思っていました。
けれど、お茶をいれるということは、その時間に自分の心を整えることができるんですね。
人は忙しくしていると、立ち止まることって中々できません。
忙しいという字は「心を亡くす」と書きますよね。
物事にたいしてひとつひとつ心を込めて行うということ。意識するかしないかで、今までとの違いがたくさん出てくると思います。窓を閉めるとき、ゴミを捨てるとき、そんな意識せずにやっている動作こそ、その人の今の状態って現れているのかもしれません。
そして、立ち止まることができないと、あっという間に通り過ぎてしまうので、今ある、“ありがたいこと”に気づけていないのかもしれません。
「あれ、わたし、今何やっているんだろう‥」
なんてことにならないため、一日一日をしっかり自分の中に落とし込むためにも、こういった「立ち止まって心を静にする行為」は効果的ですね。
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